
Since 2015 Dec 11
東南アジア
ベトナム中部の港町ホイアンは、15 ~ 19 世紀の東南アジアの貿易港の面影が残された貴重な場所です。
毎月旧暦の14日には、伝統的な提灯のお祭りが行われます。
来遠橋 (日本橋)、クアン コン寺などの観光名所があります。
ベトナム最大の都市。
フランス植民地時代のおしゃれな建築物が残されています。
戦争証跡博物館では、ベトナム人の視点から見たベトナム戦争への想いが伝わってきます。いつも大盛況のベンタインマーケットでは、食料、花だけでなく、蛙まで販売されています。
ベトナム社会主義共和国
Socialist Republic of Vietnam

ベトナム独立の象徴・シャンハイハナスッポン
ベトナムのホー・ホアン・キエム(湖還剣)には、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧IA類(絶滅寸前)に指定されている野生のシャンハイハナスッポンがいます。
オス2頭確認されていましたが、2016年1月、そのうちの1頭が亡くなっているのが確認されました。
現在、世界で生息が確認されているシャンハイハナスッポンは、このホー・ホアン・キエムに生息するオスが1頭、蘇州動物園に2頭のつがいがいるのみで、残るのは僅か3頭となります。
かつては中国の長江、太湖、雲南省およびベトナムの一部地域で広く生息が確認されていましたが、人間によって生息地を奪われ、また甲羅が漢方薬になり乱獲されてきました。
ベトナムにはシャンハイハナスッポンにまつわる神話が、残されています。
15世紀、農民のレ・ロイは、湖に住んでいる神の遣いとされる亀から1本の剣を託されます。
魔力をもつとされるその剣を持って反乱を起こし、ロ・レイは当時ベトナムを支配していた明を追い払い独立を勝ち取りました。
レ・ロイは国家を立ち上げ自ら皇帝となったしばらく後に、湖で小船に乗っていると1匹の亀が水面に顔を出し、ロ・レイから剣を受け取って再び水面に消えました。
亀はベトナムが次に存亡の危機に立たされるときまで魔剣を安全な場所に保管していると伝えられています。
その言い伝えから、この湖は、湖還剣(ホー・ホアン・キエム)と呼びます。
シャンハイハナスッポンの特徴
・目が頭部の上の方に寄っている
・淡水に生息するカメの中では最大種
・寿命は100歳をゆうに超えるとされる
・ブタのような鼻
・オスがメスと比べて長い尾を持つとされる
・大河川につながっている淡水の湿地や沼地の泥の中に潜んで暮らす
・胃の内容物からは魚、カニ、カタツムリ、ホテイアオイ、カエル、緑色のイネの葉が確認されている事から、これらのいずれかを食料としている可能性がある
・地元の漁師からの聞き取り調査によ れば、シャンハイハナスッポンは夜間から早朝にかけて巣を作り、約60個の卵を産むとされる
(2016.1)
ベトナムでの主な退職理由の中に、一定の割合で「家を新築するため」というものがございます。
日本人の感覚では耳を疑いたくなりますが、事実であることが多いです。
建築業者が信頼に欠けるベトナムでは、施主自らが現場にたって監督・指揮に当たるのが一般的なためです。
重要な人物であれば数ヶ月にわたる無休での休暇取得を許可することも検討する必要があります。
(2015.12 iconic)
ベトナム人には昼寝の習慣があります。
これは12時から2時までの間は非常に日差しが強く、暑さに慣れているベトナム人でも容易に外には出られないからです。
この時間帯、木に吊るして作ったハンモックに寝そべっている男性女性を見ることができるでしょう。
(2015.12 ベトナム在住者によるベトナム観光ガイド)

挙手はウルトラマンのあのポーズ
ベトナムの子ども達が学校で挙手をする時のポーズは、まさに「ウルトラセブン」の必殺技「ワイドショット」のポーズそのものです。
左手の肘を曲げ、右手を左手の肘に添え、Lの形になるようなポーズです。
だらだら~ と手を挙げるのは好まれず、キチッと挙手するように指導されるそうです。
ベトナムでは、目上の人に対し、手を大きく挙げることは失礼にあたると考えられており、右手を添えるのは相手に敬意を表しているのです。
社会人でも、会社でこのように挙手する人もいます。
実はこれ、ベトナム戦争後、旧ソビエト連邦の教育方法をまねて、このポーズをするようになったと言われ、ロシアでは今でもこのポーズで挙手をしています。
(2015.12)

時間にルーズ
会社においては、規則に基いて時間が守られていますが、日常の約束の時間はあってないようなものです。
また、彼らはお客さんがきたからと言って慌てません。
あくまでも自分のペースで仕事をします。
ベトナムの人は、時間に対して非常におおらかです。
ベトナムのバスには、時刻表がなく、来るバスに乗るという感じです。
(2015.12)

土地は全て国のもの
ベトナムは社会主義国となります。
社会主義は言ってみれば「国が国民を管理する」ことです。
国民の管理とは、具体的に「衣・食・住」となります。
社会主義のベトナムでは、土地はすべて国のものとなります。
土地に関して言えば、ベトナム人であっても所有することはできません。
土地を買うことはできても、それは政府から一定期間(およそ50年程度)借りる権利を得るだけなのです。
その為、政府が独断でその土地を没収することもでき、一昔前はよくあることでした。
例えば、自分の持っている土地が広い場合、政府が「隣の人にも土地を分けてやれよ」と言います。
すると、役人が勝手に自分の土地を線引きして、「ここからここまでがお前の土地、ここから向こうが隣の家の土地」と決めてしまいます。
また、会社を興している日本人の多くは、政府高官に知り合いがいます。
何か問題があったとき、彼に連絡をすればスムーズに問題を解決してくれるからです。
定期的に彼らを接待したり、賄賂を贈ることも必要になりますし、彼らの機嫌をそこねないように下手に出る必要もあります。
それでも彼らとパイプをつなぎとめておかなければならない理由は、それだけ役人が持っている権力が強いからに他なりません。
(2015.12)
ベトナム人の味覚には、5つの味の基準があると言われています。
旨味、辛み、塩気、酸味、甘みの5つで、それらが同時に全て味わえるのが美味しいと感じるようです。
ベトナムでは、リンゴやナシ、スイカ、イチゴやパイナップルまで、ありとあらゆる果物に、塩と唐辛子をまぶして食べる姿を見かけます。
果物自体に旨味や酸味、甘みがあるとすれば、そこに塩と唐辛子で塩気と辛味をプラスしているのです。
(2015.12 ベトナムスケッチ)

おつりの小銭計算は大雑把
ベトナムでは、お金を端数まできちんと計算する習慣がありません。
現在流通している最小通貨単位が200ドンなので、それより小額のおつりは出せませんが、おつりをごまかされたというわけではないので、ご安心ください。
(2015.12)

髪が濡れたまま寝ると早死にする
ベトナムでは、”髪が濡れたまま寝ると早死にする″と信じられています。
夜に髪の毛を絶対洗わない&洗ってはいけないというジンクスがあり、髪を乾かさずに寝ると体によくない(風邪を引く、頭痛になるなど)と、幼いころから親にしつけられるそうです。
(2015.12)

兄弟&姉妹の呼び方
ベトナムでは兄弟、姉妹が多い場合、名前では呼ばず別の呼び方があります。
親が子供を呼ぶ時も 兄弟、姉妹間でも、テレビドラマの中でもその呼び方で呼びます。
ベトナム語では、
お兄さんの事:Anh(アン)
お姉さんの事:Chị (チー)と呼びます。
1番長男は、Anh hai(数字で2の事)(アンハイ):1番目のお兄さん
1番長女は、Chị hai(数字で2の事)(チーハイ):1番目お姉さん
と、1番目の長男、長女でも数字の「1」は使わずに数字の「2」から使い呼びます。
1:một(モッ)
使いません。
2:hai(ハイ)
ここからスタートして1番目兄、1番目姉を呼びます。
Anh hai / Chị hai
3:ba (バー)
2番目の兄、姉
Anh ba / Chị ba
4:bốn(ボン)
3番目の兄、姉
Anh Tư / Chị Tư
数字の「4」だけは、ベトナム南部では、bốn を使わずに「4:Tư:トゥー」 と呼びます。
5:năm(ナム)
4番目の兄、姉
Anh năm / Chị năm
6:sáu(サァオ)
5番目の兄、姉
Anh sáu / Chị sáu
7:bảy(べェイ)
6番目の兄、姉
Anh bảy / Chị bảy
8:tám (タム)
7番目の兄、姉
Anh tám / Chị tám
9:chín(チン)
8番目の兄、姉
Anh chín / Chị chín
10:mười(ムイ)
9番目の兄、姉
Anh mười / Chị mười
自分よりも年下の人物を呼ぶ時は、性別に関係なく Em:エム を使います。
Em mười / Em mười
ベトナムのレストランなどでは、若いスタッフを呼ぶ時などは親しみを込めて「Em oi:エム オイ」と呼びます。
勿論 お兄さん、お姉さんにも 「oi」は使え Anh oi(アン オイ)/ Chị oi(チーオイ)と呼びます。
日本語で例えますと「oi」は、~さん、~ちゃん的なニュアンスで使われます。
(2015.12)
☆印付のタイトルは、タイトル部分をクリックすると情報源サイトに移動します。

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