ボリビアの実質上の首都ラパスは標高約３,６５０mで、世界最高高所にある首都です。

（憲法上の首都はスクレですが、議会をはじめとした政府主要機関はラパスにあります。）

ラパスの南東には標高６,４３９mのイリマニ山、北には標高６,０８８mのワイナ・ポトシと周りを更に高いアンデスの山々に囲まれ、その中にすり鉢状に広がった大都市です。

ここでは人々が住む地域の標高は、所得によって変わってきます。

所得の多い人が住む高級住宅街はすり鉢の低地に、所得の少ない人達はすり鉢の縁の方に住むといった感じです。

標高の低い地域と言っても、富士山ほどの標高があり、慣れない私たちには高山病の危険がありますけど・・・。

(2016.1)