
ブラジル連邦共和国
Federative Republic of Brazil

投票しないと罰金?!
ブラジルでは18~70歳未満の人には投票義務があります。
16~18歳未満&70歳以上の人は義務ではありませんが投票は出来ます。
もし義務を負う有権者が投票に行かなかった場合、60日以内に理由を申告しなければなりません。
そして、しても免除が認められない、もしくは申告しないと、以下のような罰則が・・・
・罰金
州によって違いますが、罰金は1~3レアル(50~150円)
選挙委員長の判断により罰金の支払いを免除することも10倍にすることもできるそうです。
・パスポートおよび身分証明書が発給されない
・公的金融機関から融資を受けられない
また、3回連続して投票せず、理由も申告しなかった場合は・・・
・有権者名簿から抹消されます。
(2016.1)
ブラジルの中学校では、落第生がよくいます。
日本では落第した子供というのはあまり聞きませんが、ブラジルではクラスに落第生が数人いることは普通の光景だとか。
ブラジルでは試験で6割以上正解しなければ進級できません。
3回までは同じ学年にいられますが、それでも進級できないと退学するか、転校しなければならなくなります。
初等部でも成績が悪いと進級できずに「落第」することもあります。
「落第」といえば日本では悪いイメージですが、進学しても勉強がついていけないと意味がなく、その子のためにもならないと考えられていて、本人や親が希望する場合もあるようです。
日本では中学2年生といば14歳です。
しかしブラジルでは15歳、16歳、ひどい場合には18歳の子供が同級生となることもよくあります。
ブラジルの学校は2学期制で、1学期は2月中旬~6月末、2学期は8月~12月中旬までというところが多いようです。
小・中学校の多くは2部制で、生徒は午前か午後のどちらか4時間学校に通います。
さらに、夜間部がある地域もあります。
これは学校が少ないことと、生活のために働いていて、昼間に学校に行けない子どもが多いためです。
(2015.12)

性行為サインは”幸運サイン?!
握った拳の人差し指と中指の間から親指をのぞかせると、日本では性を想起させるジェスチャーとなります。
ところが、ブラジルでは幸運のサインになります。
置物やアクセサリーにも、この手の形をしたものが多くあります。
(2015.12)

居眠りは禁物
日本では電車でウトウト・・・という人をよく見かけます。
でも、これブラジルでは禁物です。
ブラジルで居眠りをしていると、不注意な人として知らないおじさんやおばさんに注意されることもあります。
国民も治安のよくない国と認識しているので、こういった警戒心ゼロの行為はタブーとされているのです。
(2015.12)
日本で言う「OKマーク」は、ブラジルではまったく意味の違うものとなっています。
このマークは”肛門″を意味し、器官的なことよりもむしろ相手を侮辱する意味になります。
ですから、このマークが使われるのは激しい口喧嘩の時だったりします。
また、そのほかに「セックス」を意味することもあり、女性が街中でこのサインをすると、誰もが驚いてフリーズしてしまうかも?
(2015.12 世界の変な常識)

コーヒー1杯に砂糖4、5杯は普通
コーヒーを飲む時は、ティースプーンで砂糖を5杯以上入れる人をよく見ます。
ブラジルでコーヒーを注文すると「Açúcar ou adoçante ?(砂糖ですか?ダイエット・シュガーですか?)」と質問されます。
その二者択一の問いには、最初からブラックで飲むことは想定されていません。
問いを拒んでブラックで飲むと、怪訝な顔をされたりすることもあります。
砂糖は、コーヒーだけではなく、ジュースにも入れます。
また、ブラジルにはアイスコーヒーは売られていません。
ブラジル人にとっては、いくら暑いといっても”コーヒーはホット”に限るようです。
(2015.12)

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ブラジルの
行ってみたい
図書館
まるでハリーポッターの世界感が広がる図書館。
後期ゴシック様式で一見すると教会のようです。
壁面を覆う書架にはポルトガル語の古書45,000冊が収蔵されていますが、なんとこの図書館では、本を借りるどころか本に触れることすら禁止されています。