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ベネズエラ

Bolivarian Republic of Venezuela

美女大国ベネズエラ

ベネズエラはこれまでミス・ユニバース6回、ミス・ワールド6回の優勝を誇り、大統領自身が「特産品は石油と美女」と豪語している美女大国です。

街中でも健康的、肉感的な美人を多く見かけます。

 

では、なぜベネズエラには美女が多いのでしょうか?

実は「メスティソ」と呼ばれる白人と先住民の混血が7割を占めているからと言われています。

さらに、子供達に一番人気の習い事は『モデル養成学校』。

同国では美女コンテストが社会的に評価されており、ミス・ベネズエラを決めるコンテストの中継は視聴率70%を超えます。

そして、コンテストの入賞者はセレブになることがほぼ約束されています。

そのため、幼い頃から娘をこうした養成学校に通わせる親は少なくありません。

ここでは小・中学の少女達が美しい歩き方やキメのポーズを教わり、6歳の女の子までがメイクの練習をします。

美女コンテストで勝つためのノウハウを指導し、子供の頃から「美を意識する」ことを教えられているのです。

 

美女の養成は、国策とも言われています。

観光立国を目指すベネズエラは美女の育成に力を入れており、国立のエステやモデル学校を設立し、世界コンテストに出る場合には、国がお金を出して候補を育てるのだそうです。


また一方で、整形のハードルの低さが問題視されています。

ベネズエラでは女性の15歳の誕生日に、お祝いとして豊胸手術をプレゼントする風潮が広まっています。

TVでも豊胸手術のCMが日常的に放送され、銀行も手術に対して融資枠を設けています。

街中には整形を勧める“美人ハンター”がはびこり、その経費の為に仕事を探す母もいます。

ベネズエラの美を巡る闘いは、貧困脱出の夢をつかむ闘いとなっているのです。

(2015.12)

 

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